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マッチングアプリで結婚まで辿り着けない理由3選



マッチングアプリは今や婚活をしている人であれば一度は使用したことのある代表的なツールですよね。


年々利用者数も増えてきており、出会いに困る事も昔に比べて無くなってきています。


しかし、日本の婚姻率は右肩下がりのまま。


出会いは増えているのに、何故婚姻率は上がらないのでしょうか。


今回はマッチングアプリが何故結婚に直結できないのかに関して記載していきます。



もくじ




出会うツールであり、結婚できるツールではない


多くの方が勘違いしている事ですが、マッチングアプリは名前の通り出会う(マッチする)アプリです。


婚活もまずマッチする事から始まるのでその点では同じですが、目的は出会う事で達成される仕組みになっているため、必ずしもマッチした相手と結婚できる訳ではないのです。


例えば、結婚相談所であれば目的は結婚になる様に仕組みつくりがされていますよね。


お見合い→交際→プロポーズ→入籍


の流れまでカウンセラーがサポートする事で、ゴールが結婚になるのですが、マッチングアプリは


お見合い→交際


ここまでで役割が終わってしまうため、その後は自力で婚約までたどり着く必要があります。


「良い人と交際まで進めれば、結婚までスムーズに進むものでしょう?」


と考えている方は多いのですが、実は婚活で一番難しいのは交際~入籍までの期間です。


この期間にお互い真剣に結婚についての話し合いをし、具体的に結婚後の生活をイメージして相手の人間性を見ながら決断をしなければなりません。


この段階で破局してしまう原因の多くは


・ドキドキが冷め冷静に人間性を見た時、この人でいいのか不安になった

・決断するきっかけが掴めなかった

・自分と相手の結婚への熱意が違った

・結婚後の生活イメージに大きな差があった


などが多く見られます。


そのため、アプリで恋人ができたとしても、それが結婚に繋がるかは別問題となるのです。


勿論お互いがきちんと結婚を意識してお付き合いができれば問題ないのですが、やはり結婚相談所などの目的がはっきりしている場所で出会う関係に比べると、結婚まで進める可能性は低くなってしまいます。




目的がバラバラ


マッチングアプリを利用している人は必ずしも婚活をしているとは限りません。


恋活・勧誘・浮気や不倫・友達探し


その目的は様々であり、厄介なのは本来の目的を掲示していない所。


例えば、本当は浮気目的の人が、あえて「浮気相手探しています!」なんて書かないですよね。


そのため「彼女と別れて真剣に出会いを探しています」と書かれていても、それが本当かどうかは分からないのです。


特に30歳前後の婚活者は、年齢的にも無駄な出会いに時間を割くのはリスキーです。


せっかく好きになれた相手が適当な相手で、ズルズル数年関係を持ってしまう。なんてケースもよくある事。


好きな人をつくる事は婚活で重要な事ですが、そこだけに集中してしまうと取り返しのつかない事態にもなりかねません。


であれば、初めからその点をクリアした安全な人・結婚まできちんと繋がる人を好きになるという順番の方が無駄な時間や精神的に辛い思いをすることもなく、結果的にはコスパの良い婚活になるのです。





結婚への温度感が違う


一番厄介なのは「婚活してます」「真剣に結婚相手を探しています」と書かれている人の「真剣」がどの程度なのか分からないという事です。


例えば、良い人がいれば結婚したいと思っている受け身姿勢なのか、1年以内に結婚したいから積極的に動いているのか。


まずは2.3年付き合って自分に合うか様子を見たいという様な、どちらかというと恋人期間の方に比重を置いているのか、短期間でも会う時間を作り、しっかりお互いの事を分かろうと行動するつもりがあり、結婚まで確実に進もうとしているのか。


他にもありますが、この辺りが明確ではないため、「婚活してます」の言葉をそのまま鵜呑みにしていては、自分の思ったペーストは全く違う婚活になってしまう事もあります。


これに関しては更に詳しくまとめた記事がありますのでこちらを是非ご覧ください




まとめ


マッチングアプリは確かに多くの人と出会う事の出来るツールです。


上手く活用すれば結婚まで進める可能性も十分ありますが、自分自身がきちんと計画性を持ち、リスクを理解し、相手を見極める事ができて初めて「婚活ツール」としての役割を発揮します。


現状マッチングアプリでは出会う事ができても、結婚には至っていないという方は一度婚活のフィールドを見直してみてください。


近年ではマッチングアプリと並行して結婚相談所を利用する方も増えてきています。


一つのツールに頼り時間を浪費するより、複数のツールを利用し、どこが一番自分に向いているかを試すのは、長い目で見てとても有効な手段ではないでしょうか。








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