婚活をしていると、第一ステップとして「出会い」が必要ですよね。
しかし、多くの方がこの「出会い」の段階に進まず、脳内で勝手なシュミレーションを行い「きっと好きにならない」とチャンスを逃している事をご存じでしょうか。
今回の記事では、脳内恋愛シュミレーションのしすぎが何故婚期を遅らせるのか
に関して記載させていただきます。
▼もくじ
┃脳内シュミレーション=ただの想像
婚活で皆さんが一番大事だと思う部分はなんでしょうか。
恐らく多くの方が「フィーリング」など相性面を重視するかと思います。
(※参考資料IBJ2022年10月開催の定例会アンケート結果)
フィーリング・相性といったものは、実際に相手と会話をして初めてわかるものですよね。
にも拘わらず、プロフィールの「見た目・趣味が合うか」等の要素を見て「この人は自分に合わない気がする」と線引きをしてしまう人は少なくありません。
婚活ではプロフィールを見て相手と会うか決めますが、中々出会いが無い・良いと思う人に巡り合えない。と感じている方は
・余計な想像をして相手の性格まで決めつける
・プロフィールで相手の全てを理解したつもりになってしまう
・1つでも合わない所が見えたら遮断してしまう
という傾向があります。
逆に、短期間で結婚まで辿り着ける人の多くは
・1つでも合う部分があれば会ってみる
・プロフィールはあくまで参考程度。重く受け取りすぎない
・話さないと始まらないという考え方
上記の様な考え方の元婚活をしている方は、自分でも気づかないうちにどんどん婚活は前進していく傾向が多く見られます。
勿論、誰かれ構わず会うのは時間も限られていますし、精神的にキツくなる事もあるのでおススメ出来ませんが、生理的に無理な見た目である。プロフィールで明らかに自分的NGポイントをおさえている。現在沢山の出会いがあり、曖昧なラインに居る人に割く時間が無い!という状況でない限りは、安易な線引きをする事自体に意味がなく、いつまでも自分の頭の中のシミュレーションを続けるだけになってしまいます。
┃会わないと始まらない
恋活の時は異性としての魅力や、ドキドキ、見た目等を重視していても、婚活となると”堅実さ、安心感、信頼”などの部分が重要になる。
という話は皆さんよくご存じかと思います。
婚活者のプロフィールによく書かれている「優しくて誠実な方と出会えたらと思います」というような文言を、皆さん腐るほどみてきたと思います。
しかし、何をもって相手が優しくて誠実なのかと問われると、恐らく多くの方が漠然としているのではないでしょうか。
何故かというと、”堅実さ、安心感、信頼”これらすべてに決まりが無い、感情的なものだから漠然としていて当然なのです。
例えば
「Aさんとの結婚を決めた理由は、安心感があり誠実な所、例えば、話していてお互い自然と笑顔になれる所や、誰にでも優しく紳士的な対応をしている所をみて、この人なら安心して結婚生活をおくれそうだと感じたからです。」
という既婚者の話、聞いたことありませんか?
実際相手と会い、話し、関係を作らないと”堅実さ、安心感、信頼”なんて確認のしようが無いのです。
にも関わらず、プロフィールをみただけで「この人は誠実じゃなさそう」「安心して(心地よく)話せる気がしない」と、全て予想で決めつけるのは、自分の物差しでしか相手の事を見れなくなっている=脳内シミュレーションで完結させているという事。
もしプロフィールで線引きをするのであれば、じゃあこの人が実際会って”堅実さ、安心感、信頼”がもてる人だったとしても、結婚できない理由があるか。
に考えを変え、その部分を明確にすべきです。
その”堅実さ、安心感、信頼”だったとしても、結婚できない理由があるか。というのが条件です。
子供を望むかどうか・結婚観・お互いの両親との同居・結婚後の住まいや仕事・年収…
そうです、とても初歩的な話になりますが、プロフィールのメインは条件を確認するもの。
その人の人間性は少し垣間見える程度で、プロフィールの文章で人間性まで線引きするのは、少しプロフィールを重く受け止めすぎています。
┃まとめ
結婚には恋愛感情は必要です。
好きでもない人と無理にするものではありません。
ただ、たった1回会う事すらできない人が前進するには、婚活はそう甘くないのです。
逆もしかり、相手が「会ってみたい」と思えるような最低限の清潔感が伺える見た目である事や、自己紹介の文章が書けていないのも問題です。
要するに、両者とも相手がどう思うか、相手の本質は何かというイメージが上手くできていないと婚活が行き詰ってしまうのです。
結婚は相手あってのもの。
結婚生活は相手を思いやる心や、自分と向き合う事、自分の感情だけじゃなく、相手の気持ちを汲み取る力などを磨いていくもの。
その練習としての第一歩が婚活だと考えれば、自分だけの視野から抜け出し、相手をきちんと見る事ができるのではないでしょうか。
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