
「あの人は結婚しているのに、どうして私は結婚できないの?」
若い頃、それこそ学生の頃なんかは、誰もが結婚は自然にできるものだと思っていましたよね。
しかし、現実は違います。
大人になると時間もなければ出会いもない。
仕事に追われる毎日で、休日はつい寝て過ごしてしまう。
なんて事もありますよね。
とはいえ、結婚できている人はできている。
この違いはなんなのでしょうか?
今回の記事では、結婚できた人と出来ていない人の違いをまとめていきます。
▼もくじ
┃見た目ではない
相談所の会員様を見て思うのは、見た目の差は殆ど感じられないと言うこと。
周りの友人を見ていても、結婚できていない人が昔からモテていないとか、容姿が劣るなんてことはない。
勿論、容姿が良いという事は婚活や恋愛においてメリットであることは間違いないと思う。
でも、それが結婚できるかできないかに直接関係があるのかというと、そうでもない。
では、私が感じた違いはどんな部分なのかという所を掘り下げてみます。
┃タイミング

●決断ができた
既婚者の多くは結婚のタイミングを逃さなかった人ではないでしょうか。
例えば、将来設計ができていて、いつまでに子供が欲しいなど具体的な目標があり、そこを結婚のタイミングとして動けていたからこそ、ダラダラと決心できるまでお付き合いを続けるのではなく、目標としていた期限までに決断をするという気持ちでお付き合いをしていた事があげられます。
●結婚したいと本気で思うタイミングに相手がいた(相手もそのタイミングだった)
上記の延長のような内容になりますが、結婚したいと本気で思うタイミングで、同じような気持ちのパートナーがいなければ、そもそも結婚はできませんよね。
こうなるには、お互いお付き合いの段階できちんと将来について話し合い、同じ目標に向かって歩めていた事で、覚悟を決める事ができたのです。
●仕事が忙しい中でも関係を深め両立ができていた
忙しいから恋愛は後回し。
という考えではなく、きちんとした関係作りには時間も必要であり、後回しにしない事でお互いの信頼関係が自然と育まれていた。というのも大きいです。
特に男性はマルチタスクが苦手なので、仕事が忙しいとどうしても彼女を後回しにしてしまう傾向にありますが、結婚まで進んだ男性の多くは、時間が無い中でも最大限の努力をし、彼女にもその努力が伝わっていた。という関係性が見られます。
┃異性経験
●コンスタントに異性と付き合っていて、別れたときに寂しいと思う感情が強かった
今の世の中、女性の社会進出も相乗効果となり、一人で生きていく事も可能な時代。
毎日仕事に没頭し私生活が充実していると、寂しいという感情も湧きにくくなります。
しかし、お付き合いしている人がいる状態から別れてしまった場合どうでしょうか。
一人の時間が充実している人よりも強く「早く次の相手をみつけたい」と思い、行動に移しますよね。
要は、恋愛に対してアグレッシブであるほど、恋愛や結婚に向けた動きが自然と日常の中に入り、ステップアップしていくのです。
勿論、依存性の高いお付き合いや、すぐに付き合いすぐに別れてを繰り返していると良くないですが、そうではなく、きちんと異性と自分の関係性を築いている・築き続けている事は、一人でいる人よりも学ぶことが多いはずですし、結婚へのチャンスも増えます。
●異性経験があり、異性としての付き合い方を学んでいた(異性とのある程度のコミュニケーションの取り方が分かっている)
ここは「恋愛経験の差」という言い方の方が分かりやすいかもしれません。
今まで一度も異性とお付き合いをしたことが無い人より、恋愛経験豊富な人の方が、自分にとって合う異性はどんな人かが分かっていたり、コミュニケーションの取り方も知っています。
その成果として
・自分にあう異性を選別できる力
・アプローチする力(自分をプレゼンできる力)
・コミュニケーションをとれる力
・関係を構築する力
など、様々な力が自然と身についていくのです。
今迄中々異性経験が得られていない人だと、まず第一段階の「お付き合い」に発展しにくく、自然と結婚までの道のりが長くなります。
過去は変えられないので、ではこれからどうやってこの部分を克服するかに意識を変え、失敗しても前に進む気持ちを持てる人と、諦めて他人を責めてしまう人で、大きく結婚へのスピード感は変わってきます。
┃自分を大事にする方法を知っている
●自分を大事にしない人からは離れる事ができる
「この人に捨てられたら誰からももう愛されない」「冷たくされても好きだからそばに居たい」
そういった感情から、自分を大切にしてくれない人に執着してしまう人は、結婚まで時間がかかります。
何故大事にしてくれないのか。
その要因は様々ですが、多くは「都合が良い相手」と思われているからです。
何をしても怒らない。自分から離れる事はない。
だから雑に扱っても問題ない。
そんな人と仮に結婚できたとして、幸せな人生が送れるでしょうか。
また、こういった扱いを受ければ受けるほど自己肯定感が低くなり、本来の自分の良さは消え、相手に好かれるためだけの行動になってきます。
こんな関係性では、結婚に向けた対等な話し合いもできず、ズルズル時間だけが過ぎてしまいます。
幸せな結婚に、スムーズに進めた人の多くは、自分を大切にしない人との将来に見切りをつける事が出来た人です。
●いつまでも過去を引きずらず、経験として蓄積させ次へ進める
「元カレの事が忘れられない」
この様に過去の出来事をズルズルと引きずってしまうのも婚期が遠のく原因です。
元恋人問題に関しては上記の内容と似ていて、一度関係が終わったのであれば、二人の相性が合わなかったという事。
幸せだった時間もあったはずで、一時期は二人共「この人となら結婚できるかも!」とさえ思えたかもしれませんが、下した決断が別れだったのであれば、それはもう過去の経験として前に進むしかありません。
過去に囚われて良い事はありません。
その経験を活かし、次に進まないと物事は進展せず、いつまでも停滞してしまいます。
┃まとめ
結婚できた人と、できずに苦しんでいる人の違いの多くは内面的なモノ。
それにプラス、結婚は一人ではできない、絶対的に相手が存在するものです。
どんな相手を選べるかも重要なポイントです。
自分が変わらなければ、相手が自然と変わるわけもなく、突然最高の人が目の前に現れるわけでもありません。
自分に合う人を知り、その人に自分をしっかりアピールし、お付き合いしてからもコミュニケーションを取り…
こういう過程を自然と踏めていた人、又は計画的に踏めていたかどうかが、大きな分かれ道ではないでしょうか。
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