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執筆者の写真VOCE 結婚相談所

今と昔、結婚の難易度とあり方の違い

更新日:2023年5月17日



結婚に対しての考え方は時代により変わります。


しかし、根強く染み付いてしまった固定概念は中々消えていないのが現実。


結婚しないと難ありだと思われる…


そんな周りからの目が嫌で婚活をしている人も多いのではないでしょうか。


自分が一番悩んでいるのに、良い歳して独身だと何か問題があるのでは?という意見や、早く結婚しなさい!という言葉を浴びせられる人は少なくありません。


しかし、現代においての結婚と、昔の結婚はそもそも意味や在り方は大きく変化しています。


そのため、婚活の難易度は昔よりもかなり上がっているのです。


今回の記事では、現代の結婚と昔の結婚の違いを記載していきます。

どうすれば昔の婚活に似た仕組みで簡単な婚活ができるのかも記載しているので、是非最後までご覧くださいね。



もくじ




昔の結婚の役割


昔は女性の社会進出が乏しく、女性が長く働く事自体珍しい考え方でした。


男性は仕事をして家庭を支え、女性は家庭を守るのが当たり前の考えだった時代。


そのため、女性にとって結婚とは今でいう就職的な立ち位置。


女性が仕事より結婚を選択するのはある意味当然であり、ごく一般的な道だったと言えますね。




周りのバックアップ




女性の結婚が当たり前の風潮は、当然女性が結婚しやすい様な環境をつくります。


例えば、就職したとしても上司からのお見合いの打診があったり、親同士が子どもをお見合いさせたり、とにかく結婚に対して積極的に周りが動く環境でした。


その環境で最も結婚に繋がりやすい理由は、共通の知り合いからの紹介=信頼できる相手が多く、結婚相手を探す事に今ほど困ることも無かったのです。


しかし、現在ではセクハラやパワハラという言葉が流行った影響から、無闇にお見合いをすすめたり、結婚に対しての行動、発言自体がタブーとされています。


リスクを負ってまで他人の結婚を支援するのは、誰でも躊躇いますよね。


そんな理由から、周りからのバックアップを受ける事が難しくなり、自力で結婚相手を探す時代に変化したのです。




女性の社会進出


男女平等がうたわれる現在。


昔の様に男性に養ってもらわなくても、女性も能力さえあれば出世が出来る時代となったのです。


そうなると、そもそも根本から昔とは結婚の定義が変わってくるのです。


生きるために結婚するのではなく、結婚が選択肢のうちの1つとなったため、何がなんでも結婚しないと!という訳でもなく、良い人がいれば。程度のものになってきました。


また、女性が出産してからも働きやすい様な社会システムも充実し、産休や育休がある事から、結婚して子どもを産んだら社会に戻れない。なんてことも無いので、女性には昔に比べてかなり選択の幅も広がったのです。


しかし、良くも悪くも選択肢が広がるという事は、結婚したいと感じた時に自ら行動しなければ、中々その機会やチャンスを掴みずらくもなったという事。


そんな背景もあり、婚活という単語が生まれ、結婚するにも自ら活動しないといけないよね。という考え方が今では一般的になりました。




期限の儲け方


今でこそ、高齢出産、熟年結婚、晩婚化など、結婚に対する妥当な年齢という括りは薄れてきていますが、これも現代の婚期が遅れがちな要因の一つです。


上記で述べたように、昔は女性が結婚するのはある意味就職の立ち位置。


そのため、20代での結婚がマストな考え方でした。


だからこそ、20代で付き合う、又は10代後半であれば「この人と結婚するかもしれない」という考えの元お付き合いをし、20代半ばにはその決断をしなければならない環境だったのです。


人間、期限がある事に関しては動きやすいのですが、逆に期限が無いとなると、ダラダラといつまでも決断ができないなんて事もありますよね。


この決断ができない環境になった。という面も、現代の結婚の難易度が上がった事と大きく関係しています。




結婚相談所はそれを満たしたシステム


そんな現代でも、結婚相談所を利用した方の多くは半年~1年以内に成婚されていきますよね。


実はこれにはちゃんと理由があり、今まで挙げてきた昔の婚活と同じ環境が整っているからなんです。


  • 結婚願望が本当にある人しか居ない環境


  • 仲人が積極的にお相手を紹介(バックアップ)


  • 安心・安全が保障された出会いの提供


  • 決められたルールがあるのでダラダラ婚活が長引かない


など結婚する環境が整っているため、マッチングアプリ等と比較しても結婚相談所は成婚しやすいのです。


自己流婚活が行き詰るのは当たり前の時代だからこそ、近年結婚相談所の利用者は増加し続け、特に30代の利用者がボリュームゾーンになるほど世間的にも認知されてきました。




まとめ


結婚が選択肢の中の一つになった現代。


それでも結婚がしたいと思うのであれば、期限を決めて活動をしたり、同じような結婚への熱意を持った人に絞って出会う事、自ら動き結婚を実現させる力が無ければ、昔の様に結婚相手が自然に目の前に現れるなんて事はそうそうありません。


婚活をしている事自体恥ずかしい。結婚相談所やアプリを利用しているなんて負け組…

という考えの方が一定数いる事は事実です。


しかし、その考えの方は昔の結婚の定義の元でそう思っているケースが多く、時代錯誤なのではと個人的には思います。


良い人と結婚したいのであれば、自然な出会いよりも自ら動いて良い人を見つけに行くやり方こそ、今の時代では適切な婚活の仕方と言えるのではないでしょうか。



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